【新華社北京8月13日】中国工業・情報化部と国家発展改革委員会はこのほど、「情報消費の拡大と向上に関する三年行動計画(2018-2020年)」を発表し、2020年までに情報消費の規模を6兆元(1元=約16円)まで拡大し、年平均成長率を11%以上にすることが明らかになった。情報技術の消費分野における促進作用は強まってきており、関連分野による収益は15兆元に達している。
情報消費の拡大と向上を実現するため、中国は情報インフラの整備を加速させる。同計画によると、2020年までに98%の行政村で光ファイバー通信の開通と4Gネットワークを実現し、発展における短所を補い、ネットワークの加速や値下げによる利益を大衆に放出していく。
さらに、中国は新型情報消費モデル都市を建設し、地域的な情報消費の革新的実用に関する重要地点を構築し、核心技術の開発を強化し、オンライン・オフラインを一体化した双方向の新しい消費環境を発展させる。
同計画ではまた、新型のディスプレイ製品の開発を加速し、新型のバックプレーンやウルトラHD(4K)、フレキシブルディスプレイなどの量産技術のブレークスルーを図る点を強調している。コネクテッドカーについては、車載スマートチップや自動運転操作システム、車輌スマートアルゴリズムなどコア技術による製品の開発を推進、2020年までに信頼性、安全性、リアルタイム性を有するコネクテッドカーのコンピューティング・プラットフォームを構築する。
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