【新華社武漢7月17日】小型ダムは現在、流域の水害防止で重要な役割を担っている。中国水利部・長江水利委員会はこのほど、ダムの安全管理責任を履行し増水時の安全性を確保するため、25の監督検査チームを19の省や市に派遣し、流域内の小型ダム1840カ所に対し特別監督検査を実施している。
長江は現在、増水期にあたり上流地域では緊張が高まっている。長江は今年すでに2度の洪水が連続して発生しており、ここ数年の水害対策の実情から考慮すると、一部の小型ダムは水害対策の脆弱部分として人民の命と財産安全の脅威となっている。そのため、同委員会は水利部の統一計画に基づき小型ダムの安全性に対する特別監督検査を開始した。
特別監督検査の対象となったのは、主に流域の水害対策で重要な役目を負う「小1型」(総貯水量100万~1000万立方メートル)と「小2型」(総貯水量10万~100万立方メートル)の小型ダムの一部。監督検査はダムの安全性、水害予測と警報、水害時の水量調整、応急管理体制などを対象に実施される。
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