【新華社北京7月6日】中国航空工業集団有限公司はこのほど、独自に研究開発した偵察・攻撃一体型無人機「鷂鷹(ようよう)」Ⅱが初飛行に成功し、同集団の無人機シリーズに新たなラインアップが加わったことを明らかにした。「鷂鷹」Ⅱは、市場の将来性と国外ユーザーのニーズに合わせ、既存の中高度長時間滞空の偵察型無人機をベースに発展させた中高度、低速、長時間滞空の無人機シリーズ。
同集団が公式に発表した情報によると、「鷂鷹」Ⅱは車輪式離着陸、全過程自動制御、LOS・NLOS(見通し・非見通し)リンク、統合ナビゲーションシステムなどの技術を採用した。光電画像偵察とモニタリング、レーダー画像偵察、通信電波探知などの多種類の用途と能力を備え、簡単な操作、高い信頼性、優れたメンテナンス保障、長い寿命などの特徴を持ち、多様な任務のニーズに適応できる成熟した無人機となっている。
研究開発に参加したスタッフは、同機は消防、災害救助、航空撮影、石油パイプライン、森林防火、土地・資源探査などで、リアルタイムの画像とモニタリング情報提供の役割を果たすことができるとしている。
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