【新華社ジュネーブ７月６日】中国とアフリカ諸国は３日、国連人権理事会第３８回会議で「発展と貧困削減の人権促進・保護への貢献」をテーマとする国際シンポジウムを共同で開催し、中国の成功経験を共有した。
中国の駐国連ジュネーブ事務局・スイス国際機関代表部大使の兪建華氏は基調講演を行い、中国は人民を中心とする発展思想を堅持し、「革新、協調、環境配慮、開放、共有」という新しい発展理念を実行、世界が注目する発展成果を収めたと述べた。また、中国は１３億人余りの人民の衣食の問題を解決し、世界の貧困人口の７０％以上に当たる約８億人の貧困人口を減少させ、世界の貧困削減や人権事業に重要な貢献をしてきたと語った。
中国政府のアフリカ事務特別代表の許鏡湖氏は、中国とアフリカは運命共同体として、発展理念を互いに参考にし、各分野での協力で優れた成果を達成したと語り、中国はアフリカが発展の道を自主的に模索するための重要な支援を行い、アフリカ諸国の民生改善のために強力な援助を提供、これらの国の人民の生存する権利と発展する権利を保証するために積極的に貢献してきたと述べた。
アフリカ側の代表者の多くは、発展する権利は最も重要な人権であり、アフリカ諸国は自らの国情とニーズに基づき発展の道を確定しなければならないと強調した。また、アフリカ諸国は中国の発展経験から多くの有益なことを得ていると指摘。引き続き人権やその他の分野で中国と密接に協力していきたい意向を示した。多くの代表はさらに、中国・アフリカ協力フォーラム北京サミットの成功を予め祝うと述べた。
今回のシンポジウムには、アフリカ諸国の大使２０名余りと５０カ国余りの上級外交官や関連国際組織代表、中国内外の人権分野の専門家、ＮＧＯ（非政府間組織）代表やメディア関係者など１００名余りが参加した。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事：
