【新華社プラハ7月5日】「2018荊楚文化ヨーロッパを行く・長江周辺の無形文化財物語――中国湖北無形文化財展」が2日、チェコの首都プラハで開幕し、観衆から熱烈な歓迎を受けた。
同展覧会は中国共産党湖北省委員会宣伝部と湖北省文化庁の共催で行われ、チェコ・中国友好協力協会のペトル・ムハレク(Petr Mrhalek)執行副主席と駐チェコ中国大使館の呉光文化参事官らが開幕式と展示・実演イベントに出席した。
中国共産党湖北省委員会常務委員で宣伝部部長の王艷鈴氏はあいさつで、写真や文字の展示、伝統芸の実演などを通じ、湖北省はすばらしい無形文化財の物語を語るだろうと述べた。また、プラハという悠久の歴史ある都市で、古くオリエンタルな長江文明とボヘミア文明が対話し、チェコの民衆は荊楚文化の独特な魅力を味わい、湖北の人々の誠意と情熱を感じるだろうと語った。
ムハレク氏は、湖北省とチェコは近年、経済貿易・科学技術・文化など多くの領域で深い協力関係を築いてきたと述べ、「今回の無形文化財展の開催に協力し立ち会えたことを光栄に思う。中国文化を近距離で体験する機会をチェコの観衆に与え、両国人民の友情を深めたい」と語った。
開幕式の後、来賓と観衆はシルクロードや万里の茶ロード、京劇など湖北の無形文化財を通じて、湖北文化への理解を深めた。また、蘄春灸治療法(お灸の一種)、楚式漆器、漢繍(楚の地方色を残した刺繍工芸)、切り絵細工など14項目の無形文化財の伝承者が現場で芸を実演、観衆らは豊かで奥深い中国伝統文化を体験した。
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