【新華社北京7月4日】北京冬季五輪の準備作業は「白い経済」にかつてない原動力をもたらしている。中国工業・情報化部(工信部)によると、「冬季スポーツ用具産業発展行動計画(2018~2020年)」(行動計画)の編制活動が工信部装備工業司、国家体育総局経済司の主導で正式に始まった。2020年北京冬季五輪の開催を保障し、中国冬季スポーツ用具産業の持続的かつ健全な発展を導くのが狙い。上海証券報が伝えた。
同日に北京で開かれた「行動計画」編制発足会で、工信部装備工業司の関連責任者が、「行動計画」編制の背景や全体要求を説明。機械工業信息(情報)研究院は編制グループの代表として、「行動計画」の全体構想、枠組、進度、段取りを紹介した。参加者は中国冬季スポーツ用具産業の発展の現状や主要問題について検討、「行動計画」の編制活動に関する具体的な提案を打ち出した。
これら2部門は関連企業と調査・研究を行い、「行動計画」の編制活動を全面的に展開する。
易観国際の分析によると、2017年、中国の冬季スポーツ産業の取引額は3976億元(1元=約17円)、向こう3年で年平均10%の成長を維持する見通しだ。冬季五輪スタジアムが徐々に完成し、2022年北京冬季五輪が近づくにつれ、冬季スポーツ市場も爆発的成長期に入る。2020年までに、中国冬季スポーツ産業の市場規模は6千億元強、2025年までに1兆元に達する見通しだという。
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