【新華社貴陽7月3日】交通強国の西部モデル省建設を強化するため、貴州省では2018年から全省において、新時代の高速道路建設5カ年決戦計画を実施、2022年までに高速道路の総延長距離1万キロメートル突破を目指す計画だ。
このほど公布された「貴州省の新時代における高速道路建設5カ年決戦実施計画」では、現在の経済社会発展の需要に適した高速交通ネットワークをできるだけ早く建設し、2022年をめどに高速道路総延長1万キロメートルを建設する目標に向かって、2018年から今後5年間、全省の高速道路建設に5千億元強(1元=約17円)を投資、高速道路の面積密度を100平方キロ当たり5・7キロメートル、同人口密度を1万人当たり2・7キロメートルにするとしている。
2018年から2020年までに、貴州省は仁懐-遵義、武隆(重慶市と貴州省の省境)-道真など高速道路プロジェクト18件、1618キロメートルの建設を新規着工、最終的に2022年までに千キロメートル以上の高速道路を建設し、高速道路の総延長距離を1万キロメートルにする計画だ。
それと同時に、貴州省はまた高速道路の建設を契機に周辺省(区・市)との相互接続を強化し、珠江デルタ、長江デルタ、成渝(成都市・重慶市)、長株潭(長沙市・株州市・湘潭市)、北部湾(トンキン湾)、滇中(昆明・曲靖・礎雄・玉渓)などの主要経済エリアと都市圏を高速で結び、貴州省と隣接省(区・市)がいずれも高速道路4本以上を有し、7時間以内に周辺省(区・市)の中心都市に到着できるようにすることで、「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)、「長江経済ベルト」など国家戦略を全面的に支える方針だ。
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