【新華社ソウル7月2日】韓国国防省は7月1日、韓国と朝鮮が朝鮮半島西部海域での艦艇間連絡に使用する海上無線交信の運用を10年ぶりに再開したと発表した。
同省によると、両国は同日午前9時(北京時間同8時)、無線の試験交信を実施。延坪島(ヨンピョンド)付近にいた韓国の警備艇が無線で朝鮮の警備艇を呼び出すと、朝鮮側から直ちに応答があったという。
同省は、今回の再開が4月の「板門店宣言」とこのほど行われた将官級軍事会談での合意を履行するための措置であり、朝鮮半島西部海域での偶発的な衝突を防ぐのが目的だと述べた。
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