【新華社北京6月30日】中国外交部の陸慷報道官は29日の定例記者会見で、中国が米国航空会社のサイト内の表記変更(「台湾」を「中国台湾」へ)に関する米側の協議要請を拒否したことについてコメントを求められ、次のように答えた。
▽中国は一つしかない。台湾は中国の一部であることが客観的事実と基本的常識であり、国際社会の普遍的な共通認識である。中国民用航空局が出した関連通達は中国政府の「一つの中国」の原則に関する問題における、確固たる一貫した立場の表れであり、その要求も合法的かつ合理的なものだ。
▽われわれは外国企業が中国で投資し、業務を発展させることを歓迎すると同時に、中国で事業展開する外国企業に対し、中国の主権と領土の完全性を尊重し、中国の法律を守り、中国人民の民族的感情を尊重しなければならないことを求める。
▽再び強調したいのは「一つの中国」の原則は中米関係の政治的基礎であり、交渉・協議する余地はない。米政府は関係企業にこの原則を厳守し、早期に関連サイトの表記変更を行うよう促すべきだ。
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