【新華社北京1月13日】中国外交部の陸慷報道官は12日の定例記者会見で、中国政府は外国企業の中国への投資を歓迎するが、中国での事業展開においては、中国の主権と領土を尊重すべきだと語った。
会見上、マリオットホテルが会員向けメールやスマートフォンアプリで、香港・マカオ・台湾・チベットを「国家」として扱い、幾つかの関係部署が行政処罰や立件調査を行った問題に対する政府の見解を問われた陸氏は「政府の関係部署はすでにこの問題の処理を行い、当該企業の責任者も公に謝罪をした。私としては、香港やマカオ・台湾・チベットはすべて中国の一部であり、客観的事実であると同時に国際社会の共通認識であることを強調しておく」と述べた。
陸氏はさらに、中国政府は外国企業の中国への投資を歓迎するが、中国での事業展開においては、中国の主権と領土を尊重し、中国の法律を遵守し、民族感情に敬意を払うべきだと述べ、他国で投資や事業を行なうすべての企業が守るべき最低限のルールだとの認識を示した。
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