【新華社北京6月16日】中国国務院関税税則委員会は16日、500億ドル分の米国原産の輸入商品に追加関税を課すことに関する公告を発表した。内容は次の通り。
米国政府は現地時間15日、追加関税の対象となる製品リストを公表した。中国から輸入される500億ドル分の製品に対し、25%の追加関税を課し、うち約340億ドル分に対する追加関税は7月6日に発動され、160億ドル分に関しては国内の意見公募を開始する。米国の今回の措置は世界貿易機関(WTO)の関連ルールに違反しており、中米双方が経済貿易協議で達した共通認識にも反している。わが国の合法的な権利と利益を著しく侵犯し、国家と人民の利益に損害を与えた。
「中華人民共和国対外貿易法」と「中華人民共和国輸出入関税条例」などの法律と国際法の基本原則に基づき、国務院の批准を受け、国務院関税税則委員会は公告を発表し、米国原産の659項目500億ドル分の輸入商品に追加関税を課すことを決定した。うち、農産物、自動車、水産物など545項目340億ドル分の追加関税措置は7月6日に発動される。その他の商品に対する追加関税措置の実施については別途公告を行う。
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