【新華社広州6月14日】中国広東省広州税関によると、広東省順徳市の花卉(種苗)輸出が年初以来、大幅に増加、「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)沿線諸国・地域への輸出量は倍増した。
2018年1~5月、順徳の花卉輸出量は1億3800万本、輸出額は3188万ドル、前年同期比でそれぞれ103%、78%増となった。うち、「一帯一路」沿線諸国への輸出量は5450万本、輸出額は1782万ドル、前年同期比でそれぞれ107%、57%増えた。
輸出花卉のうち、主な品種はコチョウラン、ライム( かんきつ類の一種)、ガジュマル、ミリオンバンブー、パキラなど。輸出先はシンガポール、ベトナム、韓国、アラブ首長国連邦、オランダ、米国など。 順徳市の「一帯一路」沿線諸国・地域への花卉の輸出額は2017年、2434万ドルに達した。2018年に入り、輸出先はフィリピン、キルギスタン、ラオス、モルディブ、バングラデシュ、ウズベキスタン、ギリシャの7カ国に拡大、主な輸出品種はコチョウラン、シンビジウム。
広州税関は近年、花卉企業が従来の市場を強固にするのを支援することを基本に、「一帯一路」沿線諸国・地域および新興国市場に関する貿易分析を強化し、輸出先の要求に基づいて生産するよう企業を指導した。 また、広州税関は花卉の温度や湿度に対する要求が高いという特徴を踏まえ、検査を速め、病虫害検疫、予防制御などを日常の監督管理へ移行。品質の安全を保障する上で、輸出サンプリング調査の比率を引き下げ、迅速な通関を確保、花卉輸出検疫に必要な時間を以前の3日から1日に短縮した。
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