【新華社昆明6月14日】第5回中国・南アジア博覧会および第25回中国昆明輸出入商品交易会が14日、雲南省昆明市の滇池国際コンベンションセンターで開幕した。3800社以上の企業が出展している。
今回の博覧会は中国商務部と雲南省人民政府が共催したもので、開催期間は7日間。博覧会執行委員会の高樹勳主任によると、今回の博覧会は19のパビリオンを設け、中国・南アジア博覧会史上最大規模となる。出展国の中でオランダ、デンマーク、キルギスなどは初出展。博覧会にはまた、アフガニスタンテーマ国とミャンマー主賓国という二つのイメージ展示エリアも設置。出展企業のうち、海外企業が約4割を占め、南アジアからの企業と東南アジアからの企業は共に500社を超えた。
雲南省の地理的優位性と波及効果をさらに際立たせるため、同省は博覧会期間中に全国と全世界に向けて投資と出展を誘致する計画。また「グリーンエネルギー、エコ食品、ヘルシーライフの目的地」という三つのテーマを際立たせ、バイオ医薬と総合的健康、高原の特色ある農業、文化観光などの専門展示館を設置した。
今回の博覧会の開催期間中に、第1回中国・南アジア協力フォーラム、第3回雲南国際人材交流会、第5回中国・南アジア博覧会クロスボーダー観光協力フォーラム、第13回中国・南アジアビジネスフォーラム、第2回中国・東南アジアビジネスフォーラムなど多くのイベントも予定されている。その内、第1回中国・南アジア協力フォーラムでは「南アジアの地域協力の強化と包摂的発展の推進」をテーマとし、投資貿易、相互接続(コネクティビティー)、貧困支援、都市発展、金融協力などについて重点的に検討、交流する。
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