【新華社北京6月14日】中国国家衛生健康委員会は12日夜、「2017年中国衛生健康事業発展統計公報」を発表した。中国新聞社が伝えた。
それによると、昨年の中国人の平均寿命は16年の76・5歳から76・7歳に延び、乳児死亡率が7・5‰から6・8‰に下がり、妊産婦死亡率(出産10万対)が19・9から19・6に低下し、中国人の主な健康指標は全体として中高所得国の平均水準を上回った。
また公報は次のように指摘している。2017年の入院分娩率は99・9%で、前年より0・1ポイント上がった(市では0・01ポイント、県では0・13ポイント上昇)。昨年、5歳以下の幼児死亡率は9・1‰で、うち都市が4・8‰、農村が10・9‰だった。前年と比べて幼児死亡率(5歳以下の子ども)、乳児死亡率はどちらもそれぞれ低下した。
公報はまた次のように述べている。昨年、全国で出産を計画していた夫婦、計1173万人が無料診断を受けられた。ターゲット層のカバー率は平均で91・7%に達した。スクリーニングでふるい分けられたリスク層は全員が的確な相談・指導や治療・転院などのサービスを受けており、妊娠前の予防措置が実行に移され、出産欠陥の発生リスクが効果的に引き下げられた。
計画出産について、公報は更に次のように述べている。「二人っ子」政策の全面的実施以降、政策の効果は徐々に広がっている。昨年、全国の入院分娩出産数は1758万で、二人目の割合が51%だった。流動人口の衛生・計画出産における基本公共サービス均等化の全面的推進を通じて、全国の流動人口の基本公共衛生・計画出産サービスのカバー率は87%以上に達した。計画出産世帯の奨励、扶助に関する制度では計158・5億元(1元=約17円)の資金が投入され、前年より17・5億元増えた。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事:
中国のデジタル経済規模27兆2千億元、世界2位 商務部報告書