【新華社海口5月15日】中国の海南騰訊(テンセント)エコビレッジ、中国ゲームデジタルポート、中国マインドスポーツ産業基地の三つの100億元(1元=約17円)級プロジェクトと、付設される微城未来学校建設はこのほど、海南リゾートソフトウエアコミュニティーで着工式が開かれた。今年着工の総面積は100万平方メートル、投資額は50億元に上る。
これは中央政府が海南省自由貿易試験区・自由貿易港建設の支持を発表後、初めて着工する100億元規模のプロジェクトだ。
海南リゾートソフトウエアコミュニティーの楊淳至総経理は、三つのプロジェクトは中央政府が支持する海南自由貿易試験区・自由貿易港の産業発展への期待に沿うもので、2020年までに100億元規模の産業になるチャンスがあると説明している。
「海南騰訊エコビレッジ」は騰訊オープンコンテンツプラットフォームとリゾートソフトウエアコミュニティーが共同で計画した。コミュニティー内の生態系と騰訊のネット資源を融合させた、仕事と生活が一体化する、ネットイノベーションの新しい形のエコビレッジだ。現在コミュニティー内には騰訊が出資する12社と、エコロジー系企業100社余りが集まっている。
中国ゲームデジタルポートは現在唯一の国家級ゲーム産業プラットフォームで、常時開催される中国国際ゲーム商談会と国際ゲームの取引アカウントセンターとなる。世界的ゲーム企業サービスプラットフォームを作り上げる計画だ。現在、すでに500社余りのゲーム関連企業が集まり、海南自由貿易試験区・自由貿易港の現代サービス業の新たなモデル模索に寄与している。
中国マインドスポーツ産業基地も現在唯一の国家級マインドスポーツの産業基地だ。現在、基地には50社余りの企業が登録している。囲碁、将棋やブリッジなどのマインドスポーツが、海南省に訪れる観光客に新たな娯楽消費の選択を提供し、海南省が建設を進める国際旅行消費センターのけん引役となると期待されている。
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