26日「大使公邸春の交流会」で行われたまぐろの解体ショー
【新華社北京4月27日】中日平和友好条約締結40周年の記念行事の一環として、中国北京市の日本大使館は26日、中日間の交流やビジネスの各分野で活躍する人々を大使公邸に招き「春の交流会」を開催した。参加者は会場に設けられたブースで日本の米や酒など日本食の魅力を堪能した。
「和食」をテーマとした交流会では、日本各地の米や日本酒が紹介され、さまざまな料理が振る舞われた。まぐろの解体ショーや裏千家による立席スタイルの茶席「呈茶」も行われた。参加者は大使公邸の日本庭園で新緑を観賞しつつ友好的な雰囲気のもと交流を行った。
26日「大使公邸春の交流会」で裏千家の点前を披露する女性
日本の横井裕駐中国大使は書面によるあいさつで、今年は日中平和友好条約締結40周年であり、同時に中国の改革開放40周年にもあたると述べ「日中関係の改善は非常に得がたいものであり、両国の数多くの先達、そして本日来場した方々の長きにわたる努力のおかげ」と語っている。また、日本の大使として国交正常化や日中平和友好条約締結の際の「初心を忘れず」、「新しい時代」を迎えた中国との間で相応しい日中関係の実現に向けさらに尽力していく考えを示している。
中国の学術機関や友好交流団体、各地方政府の外事弁公室・駐北京事務所代表の関係者らと中国でビジネスや学術文化交流、地方交流などで活躍する日本側関係者が交流会に参加した。(取材/陳辰、岳晨星、胡暁格)
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