【新華社北京８月２１日】中国北京市亦荘で、２０１８年世界ロボット大会がこのほど開催された。可愛くて優しいサービスロボット、器用な産業ロボット‥‥‥ますます多くの人々がロボットを接触・使用しており、「ロボット時代がすでに到来した」との感嘆の声を禁じ得ないようだ。
ここ数年、世界のロボット産業の年間平均成長率は１５％以上を維持し、２０１７年にロボット産業規模は２５０億ドル（１ドル＝約１１０円）を超え、２０１８年には３００億ドルに達すると予想される。科学技術変革の一つの重要な分野の一つとして、ロボットは人類社会の生産・生活方式に大きな影響をもたらしている。
今日の世界では、人口と社会構造が変化しており、経済の発展には新しい成長スポットを必要としている。ロボット分野は空前の発展潜在力を提供しており、多くの国、投資家、想像力豊かな人材らがロボット分野で才能を開花させようとしている。
中国のロボット産業の成長は速く、２０１７年には産業ロボットの生産量は前年比６８・１％増の１３万台を超え、世界最大の産業ロボット市場となった。だが、コア技術、基礎計算方法、コア設備、専門人材などがまだまだ不足しており、これの補完が急務だ。
ロボット産業を発展させるには、自力で絶えず技術レベルを高めると同時に国際市場を睨み開放を更に拡大しなければならない。中国には大きな市場、数多くの協力チャンスがあり、開放的な環境の下、ロボット産業を発展させる道は明るい。
ロボット産業を発展させるには「開放」と同時に、自らの器造りを専念しなければならない。例えば基礎研究を強め、快適な科学研究環境をつくり上げ、市場の資源配置での決定的役割を十分活かし、公平競争の市場環境を創出するとともに、努力により本格的にコア技術を突破し、産業発展の主導権を握らなければならない。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事：
