【新華社ソクチョ8月21日】韓国と朝鮮の離散家族再会事業の韓国側参加者89人が20日午前、朝鮮の金剛山(クムガンサン)で朝鮮側の親族と対面するため、韓国北東沿岸部の小都市、ソクチョ市を出発した。
大型バス、医療車両、食品車両などで構成される車両の列が現地時間午前8時30分ごろ(日本時間と同じ)、ソクチョ市のホテルを出発した。韓国統一部が発表した情報によると、韓国側の参加者は同日午後0時30分ごろ金剛山に到着し、再会事業は午後3時から開始する見通し。
韓国と朝鮮は話し合いにより20日から金剛山で2度に分けて離散家族再会事業を行うことを決定した。20日から22日までの間に、韓国側の参加者89人が朝鮮にいる彼らの親族と再会し、24日から26日にかけて、朝鮮側の参加者83人が韓国にいる彼らの親族と対面する。
今回の事業以前に、韓国と朝鮮は2000年8月から2015年10月までに前後して離散家族再会事業を20回実施している。この事業も朝鮮半島の南北関係の「バロメーター」となっている。
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