【新華社ウルムチ3月18日】中国民航は25日、運行スケジュールを夏・秋ダイヤに切り替える。航空各社は市場の需要に応じた増便や新路線開設をすでに発表しており、今年は特に新疆ウイグル自治区で輸送力や航路の大幅な拡充を行う。
同自治区で運行を行う航空各社は、国内内陸部や中央アジア、西アジア、南アジア、欧州などを結ぶ航路で増便を行う。航空ネットワークの充実は「一帯一路」(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)沿線の国と地域の旅客にさらなる利便性と選択肢をもたらす。
中国南方航空新疆支社で市場販売部副総経理を務める許健敏氏によると、同社は自治区を離着陸する国内線で11路線を新たに就航させる。うち5路線は自治区内のサブ空港を活用し「イーニン(伊寧)―コルラ(庫爾勅)―鄭州」「クラマイ(克拉瑪依)―鄭州―広州」「イーニン(伊寧)―西寧―長沙」など、ウルムチを経由せずに自治区の南北に点在する主要都市と内陸部都市を結ぶ。
同社はまた、ウルムチとパキスタン第2の都市ラホールを結ぶ国際線を今年6月に開設し、週2便で運行させる。「ウルムチ―サンクトペテルブルク」「ウルムチ―ノボシビルスク」「ウルムチ―台北」の運航も再開させるという。
ウルムチ航空は「ウルムチ―済南」「ハミ(哈密)―済南」「ウルムチ―福州」など6路線を新設する。また、新たに10機を導入し、ウルムチと中央アジア、西アジアなどの地域を結ぶ国際線を開設する見込み。
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