【新華社香港3月17日】香港貿易発展局はこのほど、香港の1-3月期の輸出指数が49・4となり、前年10-12月期を4・8ポイント上回ったと発表した。世界経済が回復するなか、香港の輸出企業の信頼感も高まり続けている。
香港の輸出指数が2017年10-12月期の44・6から2018年1-3月期に49・4に上昇したのは、香港の短期的な輸出がある程度増加したことを反映したもの。時計や機械、玩具など主要産業6つの輸出企業に対する短期的な輸出への信頼感が高まった。
その他主要産業の輸出指数は、好悪の境目となる50を下回っているが、前の四半期と比べた伸び率は上昇した。香港貿易発展局の黄醒彪大中華区チーフエコノミストは、「輸出額を6%増、輸出量を4%増とする2018年の通年輸出予測に変更はない」と述べた。
同局のデータによると、香港企業の内地への信頼感指数は2017年10-12月期の48・2から2018年1-3月期の50・3に上昇し、最も将来性のある主要市場となった。米国は前の四半期の上昇傾向を維持し、信頼感指数は50・2で第2位となった。日本の信頼感指数は50で第3位だった。
黄醒彪氏は、貿易企業の主要産業や海外市場に対する信頼感は全面的に高まり、香港の短期的な輸出はある程度改善する見込みだと指摘した。輸出市場については、輸出企業の各市場に対する信頼感は全体的に改善し、香港企業は主要輸出市場、特に内陸部に対し、明るい見通しを示している。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: