【新華社サンパウロ3月18日】多数の政府要人はこのほど、世界経済フォーラム・ラテンアメリカ会合で、中国が世界の利益に着目し、多くの国々に新たな投資や貿易のチャンスを創出、世界経済の牽引力となっていると語った。
フォーラムの創設者で会長のクラウス・シュワブ氏はブラジル紙「フォリャ・ジ・サンパウロ」で、「中国は世界の利益に関心を寄せ、将来に向けた準備に取り掛かっている」と述べた。
国連ラテンアメリカ・カリブ経済委員会(ECLAC)のバルセナ事務局長は会期中、「中国は発展において世界に注目される実績を上げており、ラテンアメリカ諸国の重要な提携パートナーである」と述べた。
同事務局長はまた、「中国は中国・ラテンアメリカフォーラム・第2回閣僚会議で、ラテンアメリカやカリブ地域の発展を全力で支援すると約束した。中国とラテンアメリカの連携は新たな段階に入っている」と表明した。
ペルーのサバラ前首相は会合で、「中国はペルー最大の貿易相手国かつ投資者であり、多くの雇用を創出している。国民は中国がペルーに投資し始める10年前には不安を持っていたが、経済成長率が現在、3・5%に達している事は、中国の投資と分けて考えることは出来ない」と述べた。
コロンビア大学助教授、国際公共政策専攻のマルコス氏は「中国の過去40年間に及ぶ改革開放の成果が世界に示しているように、貿易を駆動力として経済成長を促す成長モデルは成功しており、世界のほかの国々にもチャンスをもたらしている」と表明した。
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