【新華社北京3月18日】中国科学院(中科院)は、第1回「率先杯」未来技術イノベーションコンテストを開催する。社会から、特に若いテクノロジー人材から画期的な未来型イノベーション技術を広く募集する。5月初めに予選を行う予定だ。中科院国家空間科学センターがこのほど開催した北京大会宣伝会で明らかにした。
中央軍事委員会科学技術委員会革新特区最先端探索専門家チームの首席科学者である龔建村氏は、コンテストの詳細について、アイディア発想グループ、イノベーションブレイクスルーグループ、クリエイティブ応用グループという3グループを解説し、若いテクノロジー人材が、将来を見据えた画期的で自由な発想を大いに膨らませることを期待すると述べた。
このコンテストは、△革新的なテクノロジーの先見性と技術を発掘すること、△今後20年内に発展するであろう、既存の流れを覆し、国民経済や社会発展などに革命的な影響をもたらす技術を選出すること、△イノベーション能力を有する若い研究・起業人材を発掘・育成することを目指している。また、科学研究者や学生の創造力を活性化させ、国防テクノロジーの最先端イノベーションに寄与する新体制を模索する。
コンテストは、無人スマートプラットフォームと科学技術の体系化、生物及び組み換え技術、先進プラットフォームと新コンセプト設備技術などの12の分野でプロジェクトを募集する。優秀プロジェクトには賞金が授与されるほか、課題の立案や融資のマッチング、起業研修などのサポートも受けられる。
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