【新華社天津3月13日】天津ハイテク産業開発区に本部を置く新エネルギー車(NEV)メーカー、艾康尼克新能源汽車有限公司はこのほど、マイクロソフト、AKKA Technologiesと技術提携し、2020年に自動運転を実現するという目標を打ち出した。
目標は、完全自動運転であるレベル5の自動運転車の開発を成功させること。2020年のドバイ国際博覧会で披露し、2022年末までの量産化を目指している。
艾康尼克の呉楠総裁によると、2020年のドバイでのお披露目に先立ち、重要なオリジナルデータを収集するため、関連環境分野への進出を計画している。中国とアブダビのマスダール・シティで、レベル5の自動運転車のテスト走行を成功させる狙いだ。
マイクロソフトの人工知能(AI)・インテリジェントクラウド事業担当、ケビン・ダラス副社長は「艾康尼克がマイクロソフトのAIや機械学習、地理情報サービスなどを導入することは非常に光栄だ。艾康尼克とAKKAは、自動運転を成功するカギだと信じている」と述べた。
AKKAは、インターネット技術、ソフトウェア、組み込みエレクトロニクス、カーインテリジェントおよび機械電気システムに関するソリューションを提供する。
艾康尼克は2016年に天津ハイテク産業開発区に創設され、「乗客の体験を中心とした」乗り心地と自動運転車の提供を目指している。
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