【新華社ヒューストン3月13日】中国の国有送電会社、国家電網の王敏副総裁はこのほど、米ヒューストンで開かれた「CERAWeeK」で講演し、エネルギー転換の早急な推進が世界中の共通認識となっており、再電気化はクリーンエネルギーへの転換を実現する基本的な手段だと語った。
王氏は、エネルギーの生産データと消費のデータは、中国がクリーンエネルギーへの転換において世界をリードしていることを示していると述べ、クリーンエネルギーへの転換をさらに加速させるため、電力網などのエネルギーインフラ整備で各国が協力し合い、クリーンエネルギーを広範囲で開発利用するための意義あるサポートを提供する必要性を指摘、各国がクリーンエネルギーや大規模エネルギー貯蔵、大電力網の運営制御などの主要技術分野で資源集約を行い、力を合わせ難題を克服していくことを訴えた。
王氏はまた、世界標準システムへの融合を積極的に進めるための、共同作業メカニズム構築を呼びかけた。
「CERAWeeK」は先週、5日間の日程で米国南部の都市ヒューストンで開かれた。「転換点:新エネルギーの未来のための戦略」をテーマに、50以上の国や地域から3千人を超える政府高官やエネルギー分野の専門家が参加した。
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