【新華社キャンベラ３月１５日】オーストラリアのスティーブン・チオボー貿易・観光・投資相はこのほど、オーストラリアを訪れた海外観光客の消費額は４００億豪ドルを超えており、そのうち、中国人観光客の消費額は４分の１を占めたと紹介した。
オーストラリアの観光調査機関が公表した国際観光客調査結果によると、昨年１２月までに、海外観光客の消費額は前年比６％増の４１３億豪ドル、観光客数は６％増の８１０万人だった。
チオボー貿易・観光・投資相は「中国人観光客の消費額が最も多く、前年比１４％増の１０４億豪ドルに達し、過去最高を記録した。中国人観光客は約１３３万人に上り、ニュージーランドに次いだ」と語った。
同氏によると、昨年は中国・オーストラリア観光年に当たり、オーストラリア政府が目標を定めたマーケティング、航空自由化、ビザ改革などを通じ、オーストラリアを中国人の人気の観光先にした。
また、海外観光客のうち、消費額の伸び率が最も大きかったのはインド人観光客で、その消費額は前年比１６％増の１４億豪ドルに達した。米国人観光客の消費額は３％増の３８億豪ドルだった。
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