【新華社プノンペン2月28日】カンボジアのタオン・コン観光相は27日、カンボジア観光省年次総会で「カンボジアが2018年に受け入れる中国人観光客は、前年比で40%増の延べ170万人に達する見込みだ」と述べた。
同観光相は、中国人観光客の著しい増加の主な理由として、中国・カンボジア両国の友好関係、カンボジア観光名所の魅力、両国間直航便の増加にあるとの見解を明らかにした。
同観光省の統計によると、2017年に受け入れた中国人観光客は延べ121万人に達している。同観光相は「中国における収入の中間層の裾野が広がるにつれ、海外旅行で休暇を過ごす中国人はますます増えている」と説明している。
観光業は同国の基幹産業の一つであり、データによると、2017年には延べ560万人の海外からの観光客を受け入れたが、同観光相によると、2018年には、延べ610万人に達する見込みだという。
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