【新華社北京2月19日】中国国家発展改革委員会はこのほど、陝西省中部及び山西省と甘粛省の一部を跨ぐ関中平原の開発計画「関中平原都市群発展計画」を公表した。
計画では、2035年までに、同地域の都市群のレベルを実質的に引き上げ、経済活力にあふれ、良質な生活レベルを持ち、生態環境に優れ、中国文化の高い発信力と国際的影響力を持つ国家レベルの都市群を建設するという。
同計画では、国際的影響力を持つ国家レベルの都市群を建設し、内陸地区の改革開放を新たな高みに導くことを目指し▽中央アジアなど諸国に向け開放する戦略拠点▽西北地区発展を牽引する重要な開発拠点▽軍民融合を特色とする国の新たな到達点▽中国文化を受け伝える世界的観光地▽内陸生態文明建設先行地などの建設を発展方向として位置づけ、迅速な実現を目指す。
同都市群の発展は、東部と西部を連結し、南部と北部が隣接する土地の利を活かし、全国経済の発展と市場空間が東部から西部へ、南部から北部へと拡大するのを後押しする。西北地区の開放と開発や西部地区大開発、さらには「一帯一路」の推進にも有利に働く。
関中平原都市群計画の範囲は、陝西省西安、宝鶏、咸陽、銅川、渭南の5市、楊凌農業ハイテク産業模範地区、及び商洛市の商州区、洛南区、丹鳳県、柞水県、山西省運城市(平陸県と垣曲県は除く)臨汾市堯都区、候馬市、襄汾県、霍州市、曲沃県、翼城県、洪洞県、浮山県、甘粛省天水市及び平涼市の崆峒区と華亭県、泾川県、崇信県、霊台県、慶陽市区が含まれる。
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