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総合:中国企業が瀾滄江-メコン川協力に微力を尽くす
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2018-01-11 17:37:13 | 新華社 | 編集: 郭丹

  【新華社プノンペン1月11日】「瀾滄江-メコン川協力の発足から1年余りが経ち、中国の多くの企業が瀾滄江-メコン川協力に積極的に参加、現地の経済、社会、人文の発展に自身の力で貢献し、現地の発展を促進した」と、10日に開かれた瀾滄江-メコン川協力成果展で、中国国際貿易促進委員会の姜増偉会長は、新華社の記者に対しこう語った。

  相互接続は貿易の自由な発展、経済の開放、越境提携を促す重要な手段で、瀾滄江-メコン川協力における5つの優先的提携分野の一つでもあり、瀾滄江-メコン川流域の経済発展に極めて重要だ。この分野のインフラ施設の建設において、中国企業は積極的な行動を示している。そのうち、中国・ラオス鉄道が2016年に着工し、中国・タイ鉄道も建設が進められている。また、南方電網公司はベトナムでビンタン石炭発電所の1期BOT(建設・運営・移転)事業とラオスでナムタ河1号水力発電事業を建設しており、現地の電力不足を大幅に緩和する見通しだ。

  瀾滄江-メコン川協力への参加過程で、中国企業もデータの相互接続を重視している。通信機器大手、華為技術のカンボジア現地法人の李雄偉総経理は、この2年間、華為技術はタイ、マレーシア、カンボジアを結ぶ海底ケーブル事業の契約に成功し、3カ国間のインターネット接続を促したと述べた。また、華為技術はカンボジア政府と中国に直接つながる中国・カンボジア海底ケーブル事業を計画している。

  「中国のイノベーション」の海外進出の代表として、シェア自転車の摩拜単車(モバイク)が2017年11月にタイのバンコクで正式に運営を開始し、第1陣のシェア自転車は2カ月も経たないうちに1万人以上のユーザー登録を獲得した。観光客もモバイクによって瀾滄江-メコン川流域国家の美を探索し、発見することができ、現地の民俗や風習を体験し、現地の観光業の発展を促すことができる。

  大手自動車メーカー、比亜迪(BYD)のアジア太平洋自動車販売事業部の劉学亮総経理は、都市交通の渋滞、環境汚染などの問題をまとめて緩和するため、比亜迪は「汚染整備+渋滞緩和」のグリーン交通ソリューションを打ち出し、新エネルギー自動車とモノレール「雲軌」を発表、中国国内と海外の数都市との間で、「雲軌」に関する戦略的提携を締結したと述べた。「雲軌」を瀾滄江-メコン川流域で開拓する最初の駅として、比亜迪はプノンペン市役所やカンボジアの提携パートナーとの間で、「雲軌」のプノンペンでの運用における提携覚書を締結した。

  まさに姜会長が述べたように、中国と瀾滄江-メコン川流域の国の資源と産業構造は大きく異なり、強い相互補完性を持つ。姜会長は、「中国は瀾滄江-メコン川流域の国と友好な提携関係を発展させる能力、条件があり、各国の人々に更に多くのしっかりとした利益をもたらす。中国企業は瀾滄江-メコン川協力の成果展を通して、更に多くのビジネスチャンスを発見し、瀾滄江-メコン川流域の国の企業と提携を進め、相互利益を実現し、共同で発展する目標を実現してほしい」と述べた。

 

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新華網日本語 2018-01-11 17:37:13

  【新華社プノンペン1月11日】「瀾滄江-メコン川協力の発足から1年余りが経ち、中国の多くの企業が瀾滄江-メコン川協力に積極的に参加、現地の経済、社会、人文の発展に自身の力で貢献し、現地の発展を促進した」と、10日に開かれた瀾滄江-メコン川協力成果展で、中国国際貿易促進委員会の姜増偉会長は、新華社の記者に対しこう語った。

  相互接続は貿易の自由な発展、経済の開放、越境提携を促す重要な手段で、瀾滄江-メコン川協力における5つの優先的提携分野の一つでもあり、瀾滄江-メコン川流域の経済発展に極めて重要だ。この分野のインフラ施設の建設において、中国企業は積極的な行動を示している。そのうち、中国・ラオス鉄道が2016年に着工し、中国・タイ鉄道も建設が進められている。また、南方電網公司はベトナムでビンタン石炭発電所の1期BOT(建設・運営・移転)事業とラオスでナムタ河1号水力発電事業を建設しており、現地の電力不足を大幅に緩和する見通しだ。

  瀾滄江-メコン川協力への参加過程で、中国企業もデータの相互接続を重視している。通信機器大手、華為技術のカンボジア現地法人の李雄偉総経理は、この2年間、華為技術はタイ、マレーシア、カンボジアを結ぶ海底ケーブル事業の契約に成功し、3カ国間のインターネット接続を促したと述べた。また、華為技術はカンボジア政府と中国に直接つながる中国・カンボジア海底ケーブル事業を計画している。

  「中国のイノベーション」の海外進出の代表として、シェア自転車の摩拜単車(モバイク)が2017年11月にタイのバンコクで正式に運営を開始し、第1陣のシェア自転車は2カ月も経たないうちに1万人以上のユーザー登録を獲得した。観光客もモバイクによって瀾滄江-メコン川流域国家の美を探索し、発見することができ、現地の民俗や風習を体験し、現地の観光業の発展を促すことができる。

  大手自動車メーカー、比亜迪(BYD)のアジア太平洋自動車販売事業部の劉学亮総経理は、都市交通の渋滞、環境汚染などの問題をまとめて緩和するため、比亜迪は「汚染整備+渋滞緩和」のグリーン交通ソリューションを打ち出し、新エネルギー自動車とモノレール「雲軌」を発表、中国国内と海外の数都市との間で、「雲軌」に関する戦略的提携を締結したと述べた。「雲軌」を瀾滄江-メコン川流域で開拓する最初の駅として、比亜迪はプノンペン市役所やカンボジアの提携パートナーとの間で、「雲軌」のプノンペンでの運用における提携覚書を締結した。

  まさに姜会長が述べたように、中国と瀾滄江-メコン川流域の国の資源と産業構造は大きく異なり、強い相互補完性を持つ。姜会長は、「中国は瀾滄江-メコン川流域の国と友好な提携関係を発展させる能力、条件があり、各国の人々に更に多くのしっかりとした利益をもたらす。中国企業は瀾滄江-メコン川協力の成果展を通して、更に多くのビジネスチャンスを発見し、瀾滄江-メコン川流域の国の企業と提携を進め、相互利益を実現し、共同で発展する目標を実現してほしい」と述べた。

 

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