【新華社北京１２月３１日】中国で史上最も厳しいと言われる粉ミルクの新政策が順調に実施に移され、新規登録を終えた粉ミルクは２０１８年１月１日より市場に出回ることになった。中国国家食品薬品監督管理総局（ＣＦＤＡ）の担当者がこのほど北京で明らかにした。これまでに、９４０件の粉ミルク成分調合申請が認められた。今後、審査許可のペースを上げ、２０１８年上半期に登録をほぼ終え、消費者に高品質の乳製品を提供するという。
ＣＦＤＡ特殊食品登録管理司（局）の馬福祥副司長によると、ＣＦＤＡは２０１７年１２月２７日時点で、乳児用調整粉乳の成分調合申請を１３３０件受け付け、９４０件の登録を認可。内訳は中国企業９３社の申請７３７件と外国企業３５社の申請２０３件で、計１２８社に上る。
馬副司長は「登録を取得しないメーカーは、２０１８年１月１日から新たな登録を終えるまでに、生産を続けてはならない」と述べた。ＣＦＤＡは成分調合審査に際し、①調合法に求められた栄養素は一つでも欠けてはならない②添加してよいものは明示しなければならない③使用すべきではないものは厳禁するとの３原則に基づいて行う。
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