【新華社南京1月23日】中国江蘇省南京にある総合大学、東南大学によると、すでに発表された「統一コンテンツラベル様式規範」によって、今後はインターネットのコンテンツ資料の検索・管理の難しさや無秩序といった問題が解決される見込みだという。
全国民の科学コンテンツ共有を実現するビッグデータは、サービスがいかに個人にマッチするか、いかにコンテンツの安全性と信頼性を確保するか、国家がどのように法に基づいて管理するかなどの課題に直面し、ビッグデータコンテンツに対して有効なラベリングを行う革新的方法と技術的基準が必要となっていた。中国工程院の院士(アカデミー会員)である東南大学未来インターネット研究センターの李幼平主任は、「インターネットのページコンテンツをラベリング」する「統一コンテンツラベル」(UCL)を打ち出し、ショートデータの「コンテンツラベル」を使用してビッグデータ共有をリードし、「統一資源位置指定子(URL)」の意味や管理の欠如を補った。
UCL技術は、あらかじめ設定した基準を通してインターネットコンテンツに対する自動カテゴライズとラベリングを行い、通常はコンテンツのカテゴリー、テーマ、出典、作者、キーワード、話題などについて多角的なインデックスを作成する。これにより、ユーザーが検索する時に大部分の無効な情報を排除して支援し、さらにユーザーのアクセス習慣、好みなどに基づいてユーザーの関心事を正確につかみ、ユーザーが関心を持つコンテンツを推薦して、「コンテンツが自主的にネットユーザーを探す」自主サービスメカニズムを構築した。
東南大学未来インターネット研究センターの楊鵬副主任によると、現在のインターネット情報には真偽が分かりにくいという問題があるが、「統一コンテンツラベル」はポータルサイトのコンテンツに「1級出典」、「2級出典」などの追跡情報を付記することもでき、関連各方面の観点をユーザーに「一括して推薦」し、より全面的な参考をユーザーに提供して、識別を助けることができる。
完成に5年を要した「統一コンテンツラベル様式規範」は、2017年12月29日に中国国家質量監督検験検疫総局、国家標準化管理委員会によって正式に承認・公布され、統一コンテンツラベルのPR、普及、応用、ビッグデータコンテンツの規範的なインデックス、効率的な共有、法的管理などの標準化に役立つことが期待されている。
当社のコンテンツは著作権法によって保護されます。無断転用、複製、掲載、転載、営利目的の引用は禁じます。
推薦記事: