【新華社瀋陽1月3日】中国戦国時代の楚の国の出土遺物が出展する展示会がこのほど、遼寧省博物館で開かれた。
楚の国の人々重んじたと言われる赤と黒の二色を基調としたホールに、湖北省九連墩戦国古墓から出土した115点の遺物が展示されており、新鮮・奇妙且つ器用な楚の文化の精神を明らかにしている。
展示品は九連墩1、2号墓からの出土遺物を中心とした青銅礼器、木漆器、楽器、車馬器などで、楚の人々の礼節や音楽、車や馬、軍事、生活や葬儀など様々な分野を細かく反映している。
九連墩は湖北省棗陽市の中部東寄りにある、何の変哲もない小さな丘で、南から眺めると、9つの盛り土が北から南へと並んでいるのが見えるため、現地では「九連墩(墩は土の山の意)」と呼ばれており、この墓地の名前の由来となった。
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