【新華社モスクワ1月5日】ロシアの法令情報公式サイトは4日、同国のプーチン大統領がこのほど、ロシア-エジプト間の直行便を再開する大統領令に署名したと発表した。
発表によれば、大統領令では、モスクワ・カイロ間の直行便の再開のみが盛り込まれ、ロシアとエジプト間のその他の路線は依然として中止されたままだ。
2015年10月31日、エジプトのシャルムエルシェイクからロシアのサンクトペテルブルクに向かっていたコガリムアビア航空機がエジプトシナイ半島で墜落、乗客217人と乗員7人の計224人全員が死亡した。乗客のほとんどはロシア人だった。ロシア政府は、墜落は爆発物が原因によるテロと断定した。プーチン氏は大統領令を出し、ロシア-エジプト間の全便中止を発表した。両国ではその後、直行便の再開について複数回の協議を行っていた。
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