【新華社貴陽12月30日】中国シェア自転車大手のモバイク(Mobike/摩拝)は29日、貴州省の貴安新区で、シェア自動車のサービスを開始した。同社はシェア自転車とシェア自動車によるクリーン・スマート交通システム構築の実現を目指している。
モバイクが今回開始したシェア自動車サービスは、すべて新エネルギー電気自動車が使用される。ユーザーは同社のシェア自転車アプリに追加されたシェア自動車機能により、アプリの切り替えをすることなく、シェア自動車を利用することができる。スマート解錠、臨時駐車施錠、返却、支払いなどの機能が提供される。
同社創業者でCEOの王暁峰氏によると、中国では「外出」がシェアリング経済で最も活発な分野の1つ。前年のカーシェアリング市場規模は4億8千万元(1元=約17円)。予測では2020年に21倍の92億8千万元にまで増加する見込み。
同社は2015年1月に設立し、翌年から正式にスマート自転車のシェアリングサービスを始めた。現在シンガポール、イギリス、イタリア、アメリカなど12カ国、200以上の都市でサービスを展開している。約800万台のシェア自転車を保有し、世界で2億以上のユーザーを持つ。ピーク時の1日利用回数は3千万回を超える。
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