【新華社北京12月17日】ビッグデータ時代、顔認証技術を利用して、画像や動画から顔認証を行ったり、感情を識別できるようになりつつある。中国電子科技グループ(CETGC)がこのほど発表した顔認証システムと非接触式表情判別システムは、この難題に対しより効果的な解決策を打ち出した。
製品に50万枚以上の顔の画像のテストを繰り返すことで、認証精度が大幅に向上した。認証精度は平均で98・23%に達し、特徴の検出と照合の認証精度に至っては99・5%を超え、注目を集めている。
同社が開発したシステムは、中国初の非接触式表情判別システム。収集対象が知らない状態で、生理反応や情緒反応を収集・分析することを実現した。同システムは情報収集システムと「感情クラウド」と呼ばれるクラウドサーバーより形成されている。収集システムは、人と接触することなく情報収集を行い、映像データをリアルタイムに「感情クラウド」に送る。「感情クラウド」は、その生理反応や情緒反応の分析結果をユーザーにフィードバックする仕組み。
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