【新華社南京12月14日】「こんにちは、お邪魔します!私たちは調査をしています、いくつかお尋ねしてもよろしいですか?」国家公祭日(追悼日)を前にして、侵華日軍南京大屠殺遇難同胞紀念館の入口では、南京農業大学の若い学生数人がカメラと録音設備を手にし、真剣に社会調査研究をしていた。
調査研究活動のきっかけについて一人の学生は、活動の目的は南京市民の南京大虐殺記念活動に対する態度や見方、及び国家公祭日に対する理解の程度を知るためだと明かした。自分はまだ社会に出ていないので、この社会活動を通して社会を理解し、さらに公祭日の宣伝にも貢献できたらいいと思っていると述べた。
午前中の調査研究成果に基づき一人の学生は、次のように述べた。南京には公祭日に関する多くの記念活動がある。現地の人々の南京大虐殺に対する態度は基本的には、歴史をしっかりと心に刻み、国辱を忘れてはならないというものだ。公祭儀式の開催の必要はとても大きく、普段から私たちは悲しい歴史を思い出すとはいえ、関連記念活動が国家レベルに引き上げられれば、特定の時期にみんながそれを思い出すことができ、中国国民だけでなく、世界にまでも影響を及ぼし、平和を愛するよう人々に呼びかける役割を果たすだろう。
日本に対する見方を学生たちに聞いてみると、一人の学生は、次のように語った。日本の軍国主義は私たちの国にこんなに大きな被害をもたらした。歴史をしっかりと銘記し、歴史を鑑として平和を愛さなければならないが、軍国主義勢力の間違いのために国全体、又はすべての日本人を排斥することはない。
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