新華網ニューヨーク9月28日(記者/徐興堂、袁悦)米国の元国務長官キッシンジャー博士は現地時間9月26日、ニューヨークのコロンビア大学で中国と米国の大学学長やシンクタンクによるフォーラムに出席し講演した。同博士は、中国と米国の関係は21世紀に「決定的な役割を果たす」大国関係となり、中米両国は手を携え共に進み、平和や人類の発展を共に促進すべきだと述べた。
同博士は講演の中で、中米国間の摩擦は両国にとって、また世界全体にとって災難であると強調し、「このような選択をすることはできない。」と述べた。
同博士は、46年前に初めて中国を訪問して以来、100回以上中国を訪れており、その度に新たな収穫があると明かし、「中国文化は多様で、学ぶのをやめることはできない。」と述べた。同博士によると、中米両国の首脳は近年、互いに理解を深め、両国間の人文交流もさらに重視されるようになってきている。
同博士は、中国は「2つの100年」という努力目標により自らの発展計画実現を模索しているとし、最近の中国人の変化を目にすれば、中国がまさにその目標が実現できると確信していると述べた。
(新華社より)
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