新華網北京3月24日(記者/孫辰茜)中国外交部の華春瑩報道官は23日、南中国海地域の情勢は安定しつつある現在、日本側はまた南中国海で波風を立とうとするなら、中国と周囲の諸国がそれを許してはならないと述べた。
当日の定例記者会見で、ある記者が次のように質問した。日本の海上自衛隊最大空母級ヘリ護衛艦「かが」22日より正式に就役し始めた。メディアの報道によると、日本の防衛政務官は就役式典で、中国が島礁の建設などの行為で南中国海の現状を変えようとし、国際社会の懸念を引き起こしている。護衛艦「かが」は日本の海外投射能力を強め、アジア地域で日増しに強まっている中国の影響力に対応すると称した上、さらに「これは日本の実力だ」と称した。中国側はこれに対してどう対応するか?
これに対して、華報道官は次のように述べた。「日本は国際社会を代表できません。」現在、中国とASEAN諸国の共同努力の下で、南中国海地域の情勢は安定しながら良い状態に向かっているため、日本側はまた南中国海で波風を立とうとするなら、中国と周辺諸国がそれを許してはならない。
華報道官はまた次のように述べた。近年来、日本側は絶えずいわゆる「中国脅威論」をでっち上げ、誇張し、自分の軍備拡充のための言い訳を探して作り出した。歴史的な原因により、国際社会、特にアジア隣国が日本の軍事的動向を一貫して密接に注目している。われわれは日本側の動向とその真意に対し高度の警戒心を持っている理由がある。
華報道官は更に次のように述べた。「かが」は第二次世界大戦期間中に米軍に撃沈された。日本側は歴史の教訓をくみ取らなければならない。「われわれは『かが』の再現が日本軍国主義再燃の始まりではないことを望んでいます。」
(新華社より)
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