:
女性の遅めの夕食が乳がんリスク高めるとの研究結果
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-03-23 16:09:21 | 人民網日本語版 | 編集: 郭丹

   香港中文大学が21日に発表した研究報告によると、女性の乳がん罹患率はその食習慣と深い関係があり、夜間に食事をするとリスクが高まるという。

   同研究報告の「夜間の食事」の定義は、1年以上、または1週間に1回以上夜10時以降に食事をすることだ。

   香港中文大学医学院賽馬会公共衛生 基層医療学院の謝立亜 助教授によると、夜10時から12時の間に食事をする女性が乳がんを罹患するリスクは80%高まり、夜12時から夜中2時に食事をする女性のリスクが最高で、120%高まる。そして夜中の2時から早朝4時の間に食事をする場合、そのリスクが90%高まるという。

   また報告によると、夜間に食事をする習慣が20年以上続いている女性が乳がんを罹患するリスクは128%高まるだけでなく、夜間に高エネルギーや炭水化物を豊富に含む食品を食べることでも、乳がんの罹患リスクが高まるということだ。

   謝助教授は、「夜間に食事をすると、インシュリンやメラトニン、コルチゾールなどの神経内分泌機能に影響を与え、乳がんと関係の深い複数の代謝結果が生まれる可能性がある」と分析している。

   そして、「体内時計が狂わないように、夜10時以降、特に12時から2時の間は炭水化物を豊富に含む食品を控えたほうがいい」とアドバイスしている。

   同研究は、香港中文大学とオランダのユトレヒト大学が共同で実施した。研究チームは、2012年から15年まで、香港の複数の病院で20-84歳の香港の女性1835人を対象に調査を実施。うち、922人が乳がん患者で、913人が非乳がん患者だった。

 

(人民網日本語版)

 

推薦記事:

食事中にテレビを見ると肥満リスクが4割上昇

人工結腸で健康理念を宣伝

新華網日本語

女性の遅めの夕食が乳がんリスク高めるとの研究結果

新華網日本語 2017-03-23 16:09:21

   香港中文大学が21日に発表した研究報告によると、女性の乳がん罹患率はその食習慣と深い関係があり、夜間に食事をするとリスクが高まるという。

   同研究報告の「夜間の食事」の定義は、1年以上、または1週間に1回以上夜10時以降に食事をすることだ。

   香港中文大学医学院賽馬会公共衛生 基層医療学院の謝立亜 助教授によると、夜10時から12時の間に食事をする女性が乳がんを罹患するリスクは80%高まり、夜12時から夜中2時に食事をする女性のリスクが最高で、120%高まる。そして夜中の2時から早朝4時の間に食事をする場合、そのリスクが90%高まるという。

   また報告によると、夜間に食事をする習慣が20年以上続いている女性が乳がんを罹患するリスクは128%高まるだけでなく、夜間に高エネルギーや炭水化物を豊富に含む食品を食べることでも、乳がんの罹患リスクが高まるということだ。

   謝助教授は、「夜間に食事をすると、インシュリンやメラトニン、コルチゾールなどの神経内分泌機能に影響を与え、乳がんと関係の深い複数の代謝結果が生まれる可能性がある」と分析している。

   そして、「体内時計が狂わないように、夜10時以降、特に12時から2時の間は炭水化物を豊富に含む食品を控えたほうがいい」とアドバイスしている。

   同研究は、香港中文大学とオランダのユトレヒト大学が共同で実施した。研究チームは、2012年から15年まで、香港の複数の病院で20-84歳の香港の女性1835人を対象に調査を実施。うち、922人が乳がん患者で、913人が非乳がん患者だった。

 

(人民網日本語版)

 

推薦記事:

食事中にテレビを見ると肥満リスクが4割上昇

人工結腸で健康理念を宣伝

010020030360000000000000011100531361518801