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「グローバル化は逆戻りしてはならない」——ボアオアジアフォーラム周文重秘書長にインタビュー
jp.xinhuanet.com | 発表時間 2017-03-24 10:51:16 | 新華網 | 編集: 郭丹

   新華網海南ボアオ3月24日(記者/柳昌林、趙葉苹)ボアオ(博鳌)アジアフォーラム2017年年次総会が23日から26日にかけて、海南省博鳌で開催される。年次総会はなぜグローバル化問題をテーマに設定するのだろうか。65回のイベントをめぐる議題にはどんな特徴があるのだろうか。ボアオアジアフォーラムはアジア地域の経済一体化及び自由貿易の推進において、どのように努力していくのだろうか。同フォーラムの周文重秘書長がこのほど、新華社記者の取材を受けた。

   グローバル化に向けて「是非を明らかにし、まちがった見解を正す」

   アジアと新興経済体の主要な対話システムの一つとして、今年のボアオアジアフォーラムのテーマは「グローバル化と自由貿易の未来に直面する」と確定されている。 「反グローバル化の風潮の台頭とグローバル化が挫折を受けた背景の下で、年に1回のボアオ年次総会を通じて、グローバル化のために是非を明らかにし、まちがった見解を是正して、より包括的な新しい構想と新しいモデルによって、グローバル化への熱意を喚起していく必要がある。」と周文重秘書長は語った。 周文重秘書長は、次のように指摘した。昨年12月に開催されたボアオアジアフォーラム・メルボルン会議で「グローバル化の未来」をテーマにし、また「一方で、グローバル化は辺縁化され、利益が損なわれている人々に配慮し、より大きな包括性を備えているべきだ。もう一方で、グローバル化の基本原則と積極的な側面を十分に肯定し、堅持していくべきであり、逆戻りしてはならない。」という重要な共通認識に達成した。

   65の政治・ビジネスイベントはグローバル化のテーマと密着

   紹介によると、今年のフォーラムはグローバル化、成長、改革、ニューエコノミーの4つの分野に分かれ、開幕式、全体会議、44のサブフォーラム、17の円卓会議、2つのテーマ食事会を催し、計65の公式イベントとインタラクティブな討論を行う。 周文重秘書長は「先進国と新興経済体がグローバル化にどのように対応していくかが年次総会全体を貫く一本の主軸になる。」と語り、そして、ボアオアジアフォーラムは非政府系の国際会議組織で、今年の年次総会は従来からの政治・ビジネス対話における際立った特色を受け継いでいる。政府関係では、6カ国の指導者、82の国際組織、各国の大臣クラスの高官が年次総会に出席すると語った。

   周文重秘書長は「彼らは開幕式や全体会議などの正式な場面でグローバル化と自由貿易に関する政策的立場や主張を示したり、年次総会の60余回に及ぶサブフォーラムや非公開会議の討議に参加したりし、或いは小規模な座談会や1対1の会見などの方式を通じて、1000人以上の企業家と向き合うのです」と語った。

   ボアオフォーラムがアジア経済一体化のために政策と行動を促進

   周文重秘書長は次のように語った。アジア地域の一体化はボアオアジアフォーラムの使命で趣旨であり、フォーラム創設の初志でもある。歴史を振り返ると、1997年にアジア通貨危機が勃発し、アジア経済は大きな痛手を受けた。危機の教訓はとても深刻なもので、教訓の一つはつまりアジア各国は危機を前には別々に政治を行ってはいけないということだ。

   周文重秘書長は次のように述べている。よりハイレベルな地域協力や一体化は、アジア各国の発展目標の実現に役立つ。この言葉はボアオアジアフォーラムの発起宣言とフォーラム定款に書き入れられ、アジア経済の一体化に対するフォーラム発起国と発起人の信念やフォーラムへの期待を代表している。

   周文重秘書長は、「ボアオアジアフォーラムはアジア経済一体化の前途に対して自信満々です。なぜなら、これがアジア各国の長期的な発展に役立ちますから。」と強調した。

 

(新華社より)

 

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新華網日本語

「グローバル化は逆戻りしてはならない」——ボアオアジアフォーラム周文重秘書長にインタビュー

新華網日本語 2017-03-24 10:51:16

   新華網海南ボアオ3月24日(記者/柳昌林、趙葉苹)ボアオ(博鳌)アジアフォーラム2017年年次総会が23日から26日にかけて、海南省博鳌で開催される。年次総会はなぜグローバル化問題をテーマに設定するのだろうか。65回のイベントをめぐる議題にはどんな特徴があるのだろうか。ボアオアジアフォーラムはアジア地域の経済一体化及び自由貿易の推進において、どのように努力していくのだろうか。同フォーラムの周文重秘書長がこのほど、新華社記者の取材を受けた。

   グローバル化に向けて「是非を明らかにし、まちがった見解を正す」

   アジアと新興経済体の主要な対話システムの一つとして、今年のボアオアジアフォーラムのテーマは「グローバル化と自由貿易の未来に直面する」と確定されている。 「反グローバル化の風潮の台頭とグローバル化が挫折を受けた背景の下で、年に1回のボアオ年次総会を通じて、グローバル化のために是非を明らかにし、まちがった見解を是正して、より包括的な新しい構想と新しいモデルによって、グローバル化への熱意を喚起していく必要がある。」と周文重秘書長は語った。 周文重秘書長は、次のように指摘した。昨年12月に開催されたボアオアジアフォーラム・メルボルン会議で「グローバル化の未来」をテーマにし、また「一方で、グローバル化は辺縁化され、利益が損なわれている人々に配慮し、より大きな包括性を備えているべきだ。もう一方で、グローバル化の基本原則と積極的な側面を十分に肯定し、堅持していくべきであり、逆戻りしてはならない。」という重要な共通認識に達成した。

   65の政治・ビジネスイベントはグローバル化のテーマと密着

   紹介によると、今年のフォーラムはグローバル化、成長、改革、ニューエコノミーの4つの分野に分かれ、開幕式、全体会議、44のサブフォーラム、17の円卓会議、2つのテーマ食事会を催し、計65の公式イベントとインタラクティブな討論を行う。 周文重秘書長は「先進国と新興経済体がグローバル化にどのように対応していくかが年次総会全体を貫く一本の主軸になる。」と語り、そして、ボアオアジアフォーラムは非政府系の国際会議組織で、今年の年次総会は従来からの政治・ビジネス対話における際立った特色を受け継いでいる。政府関係では、6カ国の指導者、82の国際組織、各国の大臣クラスの高官が年次総会に出席すると語った。

   周文重秘書長は「彼らは開幕式や全体会議などの正式な場面でグローバル化と自由貿易に関する政策的立場や主張を示したり、年次総会の60余回に及ぶサブフォーラムや非公開会議の討議に参加したりし、或いは小規模な座談会や1対1の会見などの方式を通じて、1000人以上の企業家と向き合うのです」と語った。

   ボアオフォーラムがアジア経済一体化のために政策と行動を促進

   周文重秘書長は次のように語った。アジア地域の一体化はボアオアジアフォーラムの使命で趣旨であり、フォーラム創設の初志でもある。歴史を振り返ると、1997年にアジア通貨危機が勃発し、アジア経済は大きな痛手を受けた。危機の教訓はとても深刻なもので、教訓の一つはつまりアジア各国は危機を前には別々に政治を行ってはいけないということだ。

   周文重秘書長は次のように述べている。よりハイレベルな地域協力や一体化は、アジア各国の発展目標の実現に役立つ。この言葉はボアオアジアフォーラムの発起宣言とフォーラム定款に書き入れられ、アジア経済の一体化に対するフォーラム発起国と発起人の信念やフォーラムへの期待を代表している。

   周文重秘書長は、「ボアオアジアフォーラムはアジア経済一体化の前途に対して自信満々です。なぜなら、これがアジア各国の長期的な発展に役立ちますから。」と強調した。

 

(新華社より)

 

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