「DIGITAL CHINA:デジタル時代における中日間のチャンス」フォーラムが21日、北京にある日本大使館で開かれました。このフォーラムは中国の観光ガイドサイト「伴米網」と日本大使館の共催によるものであり、また中日国交正常化45周年を記念するイベントの一つでもあります。
中国の経済評論家・呉暁波氏はその演説で、「中国の中産階級の人数がますます多くなるにつれ、中国人観光客は消費の品質を追い求めるようになった。そのため、消費ニーズをグレードアップしなければならない」と強調しました。しかし、呉暁波氏はその著書「ウォシュレットを日本へ買いに行こう」を取り上げ、「海外での中国人観光者の『爆買い』やマナー面での問題はよく発生する。これはまた事実で、特に中日両国の国民は、互いに相手国の国情を『了解する』とはいえ、『理解する』までにはいかないため、悪い影響をもたらしている。もっと理性的に観光をするよう求める」と指摘しました。演説後、観光サイトの伴米網をはじめ、TMT媒体と虎嗅網および日本大使館の広告センターの関係者らは海外旅行のあり方について討論を行いました。
近年、中日関係が厳しく、中国人の訪日に大きな影響をあたえています。日本政府観光局のデータによりますと、2016年に日本を訪れた観光客は約2500万人に達し、その内、中国人観光客は25%を占めているということです。(記者 張強 実習生 張祺飛)
(中国国際放送局)
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