情報技術開発とコンサルティングで知られるGartner社が21日、調査結果として発表した報告書によりますと、2016年第4四半期、中国製スマートフォンの華為、OPPO、歩歩高は世界市場に占めるシェアが、前年同期比7.3%増の21.3%に達したことが分かりました。
2016年第4四半期、アップル、サムスン、華為は、世界のスマートフォン市場で上位3位を占め、販売量はそれぞれ7703万台、7678万台、4080万台、シェアは17.9%、17.8%、9.5%となり、OPPO、歩歩高は4位と5位でした。
サムスンのスマートフォンは、2016年第3と第4四半期に連続して販売量が下落し、第4四半期は第3四半期より8%減り、市場シェアも前年同期より2.9ポイント縮めました。
アップルは2年ぶりに販売量のトップに復帰しましたが、サムスンとの差が史上最少の25万6000台に止まりました。
これについて、Gartner社の研究責任者クプタ氏は、OPPO、歩歩高、華為、中興、小米、聯想など中国のメーカーは海外市場を熱心に開拓しており、世界のスマートフォンメーカーの順位が2017年に新たに変化するだろうとの考えを示しました。
(中国国際放送局)
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