中国共産党中央政治局は21日午後、貧困問題の解決状況と的確な貧困扶助の推進をめぐり、39回目の集団学習会を開きました。
会議を主宰した習近平国家主席は、「2013年から2016年までの4年間、農村部では毎年1000万人以上が貧困を脱出しており、合わせて5564万人の貧困人口が削減された。貧困発生率は2012年末の10.2%から2016年末の4.5%に下がり、貧困地区の農民の収入増加幅は全国平均を上回った」と示しました。
また、的確な貧困扶助の実施については、「登録制度によって貧困状況を詳細に把握し、現地の個人、家庭、村の実情に基づき、産業開発による貧困扶助に重点を置いた経済を育てる。移住による貧困脱出においては、住民の自由意思を尊重し、建設の規模とコストを合理的にコントロールし、移住先での生計向上のための産業開発を推進する。財政、土地などの政策支援を拡大し、交通、水利、金融、教育、保健などの分野の貧困扶助活動を強化させ、貧困対策としての小額融資と再貸付などの政策の的確性を向上させていく」と述べました。
(中国国際放送局)
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