新華網北京2月23日 中国商務部の高虎城部長は21日、今年5月に北京で開催される「一帯一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」国際協力サミットフォーラムの準備作業が順調に進んでいると表明した。「貿易の流通」は今回の重要議題の一つで、多くの国の政府関係者および業界関係者が積極的な参加の意志を示しているという。
国務院新聞弁公室が当日開催した記者会見で、高虎城部長は次のように述べた。今回のフォーラムは中国が「一帯一路」建設をテーマにして行う初の最高規格の国際フォーラムだ。現在、世界および地域経済が直面している課題の解決と、より活気にあふれた包容力ある持続可能な経済グローバル化プロセスの進展を推し進める上で重要な意義を持っている。
商務部のデータによれば、2016年の中国と「一帯一路」沿線国家との輸出入総額は6兆3000億元に達し、前年同期比0.6%増となった。沿線国家への直接投資は145億ドルで、中国の対外投資総額の8.5%を占めている。また、中国企業はすでに沿線20カ国で56の経済貿易協力区を建設し、累計投資額は185億ドルを超え、現地に約11億ドルの税収と18万の雇用の場を創出したという。
(新華社より)
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