新華網ビシュケク11月3日（記者/田棟棟 陳二厚）国務院の李克強総理は現地時間の2日夜、ビシュケクの大統領府でキルギスタンのアタンバエフ大統領と会見した。
李総理は次のように表明した。中国とキルギスタンは国境を隣接している友好的な隣国だ。中国側は一貫して相互尊重、平等な待遇、互恵・ウィンウィンの原則を守り、キルギスタン側と政治的相互信頼を深め、実務的協力を緊密にし、国際と地域事務において協調・協力を強化し、両国関係と協力が引き続き前進・発展するよう推進し、両国の人民に一層の幸福をもたらせることを望んでいる。
李総理はまた次のように指摘した。当面の世界経済の回復力が不足し、地域情勢が複雑且つ厳しい情勢のもとで、中国とキルギスタンは潜在力を掘り起こし、開拓・革新し、生産能力やインフラの大型プロジェクトの協力を強化して、安全・法執行協力を拡大し、双方向の貿易・投資の増加を促進し、地域の相互接続と安全・安定に助力して、共同発展を実現するために良好な環境を作り出さねばならない。
アタンバエフ大統領は次のように表明した。中国はキルギスタンにとって誠実で友好的な国であり、キルギスタンに対する中国側の支援はキルギスタンの安定的な発展のためで、いかなる政治的条件も付加したことがない。よって、キルギスタン側はこれに対し深く感謝の意を表す。キルギスタン側は中国側と共に、両国の協力の共通認識を着実に実行し、交通、情報通信、金融などの分野における協力強化に全力をあげ、キルギスタンと中国の友好協力を揺るぎなく深く推し進めていけるよう望んでいる。
（新華社より）
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