新華網ビエンチャン8月5日 (記者/栄忠霞)記者が4日、ラオス・中国連合ナビゲーション・データオペレーションセンターから得た情報によると、初の測位サービスの単一基地局が先日ラオスの首都ビエンチャンで建設され、技術テストを通過したのに伴い、中国の北斗衛星ナビゲーションシステムサービスが正式にラオスで実施されるという。
中国国家测绘地理信息局( 中国国家測量・製図地理情報局)、雲南省测绘地理信息局( 雲南省測量・製図地理情報局)及びラオス国家測量・製図局の支援のもと、北斗システムの建設に基づいたラオスの衛星測位総合サービスシステムが正式にスタートする。ラオスの地理情報のトップ企業である「ラオス天眼」が当システムの所有権、運営権及び使用権を所有する。
北斗衛星ナビゲーションシステムとは中国で現在実施されている自主的な発展、独立した運行を行うグローバル衛星ナビゲーションシステムで、米国の全地球測位システム(GPS)、ロシアのGLONASS( グローバルナビゲーションサテライトシステム)、欧州で建設中のガリレオ衛星ナビゲーションシステムと共に世界の四大衛星ナビゲーションシステムを構成している。北斗システムは東南アジアでの応用に比べて他のシステムで明らかな時間のユーザビリティ、空間のユーザビリティ及び高精度ナビゲーション、高強度の暗号化といった優位性があると紹介されている。
(新華社より)
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