王毅外交部長は3日、ラオスのサルムサイ外相と会談後、記者会見で「東南アジア諸国連合(ASEAN)各加盟国とともに努力し、中国とASEANの関係を新たなステージへと推し進めたい」と表明しました。
王外交部長は「今年は中国―ASEAN対話関係構築25周年にあたり、双方関係の発展にとって、過去と未来を繋ぐ重要なポイントとなる年だ。中国は終始、ASEANとの外交を周辺外交の優先地位に据え、ASEAN共同体の建設・ASEANの地域協力における中心的地位と、ASEANが国際問題の処理においてより大きな役割を発揮することを支持している。中国は目下、ラオスを含むASEAN各国とともに、今年9月に開かれる『中国―ASEAN対話関係25周年記念サミット』の準備に当たっている。サミットでは、『記念サミット合同声明』、『中国―ASEAN生産能力協力合同声明』を発表し、中国―ASEAN教育交流5ヵ年アクションプランを可決させる予定だ。また、中国は、2017年を『中国―ASEAN旅行協力年』と定めることを提起し、人材と文化交流、そして協力を更に増進し、双方の協力に新たな軸を構築したいと考えている。また、ラオスによる『東アジア協力首脳シリーズ会議』開催を全力で支持していく」と語りました。
(中国国際放送局)
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