中国を代表する漢方の専門店 同仁堂は、20年余りにわたって世界の多くの国 地域に拠点を設置し、初めの頃は「中国人がいるところに同仁堂がある」だけだったのが、今ではますます多くの海外の人々の間で知られる存在となった。今年6月末現在、同仁堂は海外25カ国 地域で115拠点を展開している。「京華時報」が伝えた。
北京同仁堂(集団)有限責任公司には6分類 約1500種類の製品があり、生産基地は28カ所、国内外で認可を受けた生産ラインは84本、取得した特許は147件に上る。同公司の高振坤社長は、「今年上半期のグループ全体の営業収入は84億9100万元(約1310億6千万円)に上り、前年同期比10.62%増加した。利益は13億9700万元(約215億6千万円)で同12.14%増加した」と話す。
同公司の丁永玲副社長は海外での発展ぶりを次のように語る。「今年6月末までに、同仁堂は海外25カ国 地域に115拠点を設け、これには販売窓口、中国伝統医学のクリニック、養生センターなどが含まれる。現地で最大規模の中国医学養生保健センターも開設し、養生の考え方に基づく保健事業発展の新モデルをうち立てた。大まかな統計によると、海外で診察した患者はのべ3千万人に達した」。
(人民網日本語版)
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