新華網ビエンチャン8月5日 (記者/榮忠霞、陳雍容)中国商務部の高虎城部長は4日に次のように表した。中国は引き続き、東南アジア諸国連合(ASEAN)が東アジア協力の中におけるリード地位を支持し、ASEAN・中日韓(10+3)が東アジア協力の中で主要ルードとする作用を支持する。中国側は各方面と共に、地域経済一体化プロセスの推進を強化し、地域経済の繁栄と世界経済の成長を促進すると願っている。
高虎城商務部長は第19回東南アジア諸国連合(ASEAN)ー中日韓(10+3)経済貿易相会合で上述の意見を表したのだ。高虎城商務部長は「東アジアのGDPは計18億6000万ドルに達し、総人口は22億近くを有し、内需が極めて大きい。世界の主要経済ブロックの中、東アジア域内は相互補完性が最も強く、リスク回避能力も比較的強く、原材料から加工製造、最終消費までの連続した経済サイクルが実現できる。」と述べた。
高虎城商務部長は更に五つの提案を提起した。
その一、東南アジア諸国連合の核心的な作用の発揮を支持し、東アジア地域包括的経済連携(RCEP)が年内で談判を完成するよう推進する。
その二、「 一带一路(シルクロード経済ベルトと21世紀海上シルクロード)」の枠組みのもとで本地区の国境を越えたインフラ協力を強化し、相互接続の建設を加速する。
その三、東アジア域内の生産能力の協力を絶えず強化する。
その四、貿易の利便化と物流のサプライ・チェーンの協力を展開し、貿易投資を促進する。
その五、中日韓の協力を強化し、10+3の経済貿易に動力を添える。中日韓自由貿易区は東アジア経済一体化の重要な一部である。(翻訳/呉寒氷)
(新華社より)
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