【新華社北京8月18日】中国浙江省工商行政管理局、浙江省工商業連合会、浙江省民営企業発展連合会はこのほど、2017年度浙江省民営企業上位100社を発表した。それによると、同100社はこの1年、好調な態勢を保ち、売上高や純資産、純利益などの指標がそれぞれ16・7%、5・88%、13・62%増えた。2017年度企業年次報告関連データ、企業年間売上高を基に、企業の純資産、納税額、純利益などの指標を勘案してはじき出した。
統計データでは、上位100社の選考基準は3年連続で増加、2015年に100億元(1元=約16円)を突破、2017年は124億元に上った。2017年、同100社のうち、売上高が前年同期を上回ったのは96社と、過去最多を記録した。純利益が増えたのは80社だった。
売上高1千億元以上の大企業はさらに増えた。2017年、売上高1千億元以上の民営企業数は8社で、吉利控股、海亮集団、青山控股、万向集団、天能集団、栄盛控股、恒逸集団、超威集団だった。2017年、これら8社の売上高は計1兆1558億7300万元、上位100社全体の31・25%を占め、伸び率は24・75%だった。
研究開発の強化によって企業の発展を促進する「イノベーション駆動」は上位100社の共通戦略となった。2017年、同100社の研究開発および技術革新への投資は前年同期比6・83%増の550億400万元。うち吉利集団は182億7千万元で、研究開発費でトップ。衆泰汽車、勝達集団の研究開発・技術革新投資はそれぞれ142・49%増、137・84%増となり、製造業企業の中で伸び率が最も大きかった。
上位100社は新旧原動力転換、発展の構想の調整に力を入れ、モデル転換・高度化が奏効している。同100社に新たに入った企業11社のうち、新興産業とハイエンド設備分野の大手企業が大半を占めた。浙江省紹興の露笑集団は従来の導線、機械電子からサファイア業務に拡大し、さらに合併・買収を通じ、新エネルギー車、太陽光発電分野への進出準備を整えた。2017年の売上高は132・95%増、純利益は318・55%増、これら2つの指標は上位100社をリードした。
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