【新華社銀川8月20日】中国寧夏回族自治区国土資源庁によると、同自治区は初となる全自治区規模の地質遺跡調査を終了、67カ所の重要な地質遺跡資源を確認した。そのうち、10カ所は国家級の地質遺跡であった。
自治区国土資源庁によると、今回の調査で同自治区内の地質遺跡資源の種類、分布状況と保全状態が明らかになった。67カ所の重要な地質遺跡地は基礎地質類39カ所、地形景観類21カ所、地質災害類7カ所の3つに分けられる。遺跡価値に対して客観的に評価、鑑定したところ、同自治区には国家級の地質遺跡が10カ所あり、省級の地質遺跡が48カ所、県級の地質遺跡が9カ所ある。
今回の調査に基づき、寧夏重要地質遺跡データバンクを作り、寧夏重要地質遺跡調査成果報告書、資源分布図、資源区画図、保全規画提案図を提出した。調査の成果は寧夏全域の観光発展の推進、地質科学の普及、地方経済の発展推進、国土資源管理へのサービスに重要な意義をもつ。
同自治区の重要地質遺跡調査プロジェクトは、中国地質環境監測院の手配により実施された「中国全土の重要地質遺跡調査」プロジェクトのサブプロジェクトであり、寧夏回族自治区国土資源調査監測院が2年にわたって実施したプロジェクトだ。
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